後悔しない浮気なんかない、はず

今日は2ヶ月記念日のはず。
昨夜送ったメールは返ってこず。
今日もメールはこない。
来るのは違う人からのメール。嬉しくない。

昨日和樹から久々にtelがきて、一緒に湖までドライブに行った。
半ばヤケだった。
和樹は高校時代いわゆる「処女狩り」を噂されるほどの「処女好き」で。彼女にするなら絶対「処女」だと言い張るような男だった。
それはしまりがいいからとかじゃなくて「俺以外の男を知っていない子がいい」という彼なりの純情（？）

和樹と2人でドライブに行ったのははじめて。
いつもなら直人先輩か誰か他の女の子とかが一緒だから。
2人きりなんて、付き合っていた以来だった。

和「彼氏は？元気？あの・・・Uだっけ」
葉「あー。とっくに別れたよ（苦笑」
和「まじで？じゃあ今はいないんだろ？」
葉「微妙」
和「なんだそれ」

会話が途切れた。無言。
横を見たら、もう寝る体勢に入っていた（固羅

葉「寝るの？」
和「え？あー・・・」
葉「寝るなら後ろで寝たら？」
後ろに行った。
シートを倒すと2人なんて軽く寝れる。

わざとキスされた。
わざとしむけた。
正直、その気にさせてからかって終わるつもりだった。

とまらなかった（和樹が
嘘、あたしが。

和「いや？いやならやめる？」
葉「いやじゃないよ」

した。
あたしはまだHすると最初痛い。今回もそう。
和樹は「まだ処女なんだ」て思ってた。
すっごい何回も何回も心配してた。
きもちくはない。
別に後悔もない。

後悔もない、はずなのに。

和樹がH中に耳元で
「好きだよ」って言った瞬間に
あたしの中から罪悪感だかなんだか変な物が引っ張りだされてきて。
涙が止まらなかった。

悲しくてしょうがなかった。

0時をすぎて家についても彼氏からは携帯に連絡なんかきてなくて。
かわりに和樹からのメールが2、3通きただけ。